せっかくベトナム語を勉強しているのであれば、英検やTOEICのように資格として証明できるものが欲しいですよね。
またベトナム語をダラダラと勉強するよりも、何かを目標に頑張った方がモチベーションが高まるかもしれません。
果たしてベトナム語検定というのはどのような種類があるのでしょうか?日本人が現在受けられるベトナム語検定について紹介していきます。
ViLT 実用ベトナム語技能検定試験
2020年の検定試験は、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、実施を中止しています。
「実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)」は日本で受けられる唯一のベトナム語検定
日本で受けることができるベトナム語の検定試験は、2017年にやっとできたばかりです。
それまではベトナム語を勉強する日本人はそこまで多くなかったということかもしれませんね。
しかし近年では日本企業のベトナム進出や、来日するベトナム人が増えたことで、ベトナム語を学ぶ人口も徐々に増えて、検定の需要が上がってきたということなのでしょう。
もちろん、ベトナム語検定を取るためにベトナム語を勉強するわけではありませんが、ベトナム語を勉強するのに検定という指針があると分かりやすいですし、目標を作りやすいですよね。
ここからは、日本国内で受けられる唯一のベトナム語検定、「実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)」について紹介していきます。
実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)の概要
実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)は2016年に特定非営利活動法人日本東南アジア言語普及交流協会(J-TAG )によって発足され、2017年に第一回目の試験が実施されました。
簡単な試験概要は以下の通りです。
- 試験日時:6月(年に1回)
- 試験会場:東京
- 受験料:各級ごとに料金が異なります。併願も可能です
- マークシートによる試験
級 | 受験料 |
1級 | 9,000円 |
2級 | 8,000円 |
3級 | 6,500円 |
4級 | 5,500円 |
5級 | 4,500円 |
6級 | 3,500円 |
準6級 | 3,000円 |
※団体割引制度
- 各級合わせて10名(併願を含む)以上の受験希望者が、当協会が定める所定の方法で一括申し込みをし、団体責任者がいる場合には、団体申し込みとして取り扱う。
- 団体申し込みにおける事務手続きは、団体申込責任者に一任する。
初年度の2017年の受験人数は379人、3回目の2019年6月の試験では703人が受験しました。
実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)はまだまだ歴史が浅く、ベトナムの公的機関などの認定も受けていません。
公式サイト上では「認定をうけるべく動いている」とは書かれているので、近い将来に公的機関認定のより価値の高い検定試験になるかもしれません。
試験の内容に関しては、ベトナムの教育省と訓練省による「外国人のためのベトナム語能力の枠」に基づいて作成されているため、ベトナム語の能力を測るためにはある種の基準となるでしょう。
級ごとの難易度
実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)の級は1級~準6級まで全部で7段階のレベルで分けられており、1級が最上級です。
公式サイトを参考に、それぞれの級ごとの難易度や基準を表にしてみました。
級 | レベル概要 | 勉強時間数 | 覚える単語数 |
1級 | 職場や社会生活等の幅広い場面で、高度なベトナム語を理解し使用できる | 約600時間 | 約10,000語を覚える。 |
2級 | 日常的な場面に加えより幅広い場面で職場や社会生活等に必要なやや高度なベトナム語を理解し使用できる | 約450時間 | 約7,500語を覚える。 |
3級 | 職場や社会生活に必要なベトナム語を理解し、使用できる | 約300時間 | 約5,500語を覚える |
4級 | 日常生活に必要なベトナム語を理解し、使用できる | 約180時間 | 約3,500語を覚える。 |
5級 | 簡単な物語や身近なことに関する文が理解できる | 約120時間 | 約2,000語を覚える。 |
6級 | 簡単な文章のベトナム語を理解し、使用できる | 約60時間 | 約1,000語を覚える。 |
準6級 | 簡単な文章のベトナム語を理解し、使用できる | 約40時間 | 約500語を覚える。 |
表上の勉強時間数や単語数はあくまで目安です。
例えば2級の7,500語とありますが、これはベトナム語の辞書を丸ごと1冊覚えるほどの量となってしまいます。
さらに1級ともなると、難易度はかなり高くなります。
今のところ2017年から1級の試験は定員に満たないため実施されていませんので、現状の最上級保持者は2級という事になります。
公式サイトに出ている問題例を見る限りでは、級によるレベル感は下記のようなイメージです。
- 準6級~6級:初級レベル
- 5級~4級:中級レベル
- 3級~2級:上級レベル
- 1級:超上級レベル
準6級~6級くらいまでは参考書で独学で勉強すれば合格できそうなレベルだと思われます。
4級からは問題文もベトナム語となり、参考書だけではまかないきれない単語や言い回しが出てくるようです。
3級以上は趣味で勉強しているレベルだと少し厳しいかもしれません。
ベトナム現地で暮らしている、あるいはベトナム語を使って仕事をしているくらいのレベルが必要となるでしょう。
試験会場は東京だけ
今のところ試験会場は東京のみとなっています。
東京の高田馬場にある語学の専門学校が毎回の会場になっているようです。
試験対策
実用ベトナム語技能検定試験は、普段勉強しているベトナム語のレベルチェックや力試しで受ける人が多いと思いますが、せっかく受験料を払って受けるのであれば合格したいですよね。
検定を受ける前にはぜひ試験勉強をして合格を勝ち取りましょう。
ここからは、ベトナム語検定の試験対策を見ていきます。
南部と北部のどちらで勉強?
実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)での出題問題は、ベトナム北部の言語となっています。
首都ハノイがあるベトナムの北部の言語がベトナム語の標準語とされているので、試験内容もそれに準じています。
日本で手に入る参考書のほとんどは北部の言葉や言い回しが中心なので、参考書で勉強しるのであればあまり問題ないでしょう。
ベトナム南部に住んで勉強している人や、南部出身の先生から南部のベトナム語を中心に学んでいる人にとっては、知らない言葉や言いまわしが出てくる可能性が高くなりますので、級を取りたければ、北部のベトナム語を中心に勉強をしておく必要があります。
口述試験が無い?
実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)にはなんと口述試験はありません。
また、マークシートによる試験ですので、この点が初級レベルなら参考書で勉強すれば、比較的容易に級が取れるのではないかと思われる理由です。
ベトナム語で最も難しいとされている発音やスピーキングの試験が無いので、ベトナム語の実用性を測るためにはどうかと思われるところがありますが、逆に言えば独学でもきっちりと勉強すれば級を取ることは難しくないということになります。
試験内容や時間は級ごとに異なっています。詳細は以下の通りです。
級 | リスニング | 筆記(語彙、文法、リーディング) | トータル時間 | 合格基準 |
1級 | 35分 | 80分 | 115分間 (1時間55分間) |
満点(200点)の75%以上 |
2級 | 35分 | 75分 | 110分間 (1時間50分間) |
満点(200点)の75%以上 |
3級 | 30分 | 65分 | 95分間 (1時間35分間) |
満点(200点)の70%以上 |
4級 | 30分 | 55分 | 85分間 (1時間25分間) |
満点(200点)の70%以上 |
5級 | 25分 | 50分 | 75分間 (1時間15分間) |
満点(200点)の65%以上 |
6級 | 25分 | 40分 | 65分間 (1時間05分間) |
満点(200点)の65%以上 |
準6級 | 20分 | 30分 | 50分間 | 満点(120点)の65%以上 |
試験対策用の問題集はある?
2020年から、公式サイトにて過去の問題集を販売が開始されました。
2級~4級と5級~準6級の2分冊で販売しているので、購入をご希望される方は公式サイトから購入申込をしましょう。
https://www.jtag.or.jp/exercise/
同じく公式サイト内で「実用ベトナム語技能検定試験問題例」も公開されており、PDFにてダウンロードが可能となっています。
こちらもぜひ参考にしてみると良いでしょう。
https://www.jtag.or.jp/exam/
実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)の口コミ
実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)は2019年6月に3回目が行われたばかりで、歴史が浅く受験人数もまだまだ少ない発展途上の検定試験です。
これまでの試験を実際に受けた人の口コミを見ていると、下記のような内容があがっていました。
- 準6級や6級でも結構難しい
- 日本語能力テストの内容に似通っている
- 口述試験が無いため、級を取っていてもベトナム語を話せるとは限らない
ベトナム語を勉強する人はある程度必要に駆られて勉強することが多いため、英検のように子供も受けられるような入門レベルの試験は無いという事なのかもしれません。
また、問題の作成者が日本語能力テストを参考に作っている可能性はありそうです。
ただし、ベトナム語の最難関である発音やスピーキングの能力をまったく測らないベトナム語検定試験というのは実用として一体どうなのかという疑問は残るところです。
しかし、ベトナム語に限らす、TOEICや英検でも高い点数や級を持っていても、実用的な場面で使えるかどうかはまた別の問題です。
ベトナム語検定も同様です。
あくまで自分のベトナム語のレベルのチェック、語彙力や文法、リスニングを延ばすための目標、基準として考えておくことをおすすめします。
ベトナムには「ベトナム語能力評価試験」という国家資格がある
本場ベトナムで受けられる「ベトナム語能力評価試験」というベトナムの国家資格があることを知っていますか?
前の項で紹介した「実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)」のように主に日本人対象というわけではなく、ベトナム語を勉強しているあらゆる人が対象です。
ベトナム語の国家資格が取れるてなんだかすごいですよね!
では以下からは、この「ベトナム語能力評価試験」について詳しくみていきましょう。
ベトナム語能力評価試験の概要
「ベトナム語能力評価試験」は、ベトナム国家大学のホーチミン人文社会科学大学(Trường Đại học Khoa học Xã hội và Nhân văn)が行っているベトナム語の能力を測る試験で国家資格となります。
簡単な試験の概要は以下の通りです。
- 試験日時:奇数月と4月(ホーチミン)、6月と12月(台湾)
- 試験会場:ホーチミンと台湾
- 受験料:1,000,000 VND(ベトナムドン)※ただし再試験は200,000 VND(ベトナムドン)
ホーチミン人文社会科学大学でベトナム語講座をある一定以上取っていれば、割引となるようです。
ちなみにベトナムの大学は総合大学ではなく、学部ごとに大学が分かれています。
ホーチミン人文社会科学大学ではベトナム語やベトナム文化、ベトナム語の教育などを学ぶことができ、さらに外国人向けのベトナム語プログラム、ベトナム語を教える講座があります。
なお、受験資格の制限はなく、ベトナム在住の人はもちろん、旅行などで短期の滞在であっても受験は可能です。
ただし、申し込みや認定証受け取りなどで前後8日はかかると思っていた方が良いので、試験日を含め最短でも17日間の滞在が必要になってきます。
級ごとの難易度
ベトナム語能力評価試験には級という制度は無く、受験者が同じ内容の試験を受け、10点満点のうち取れたスコアによってレベルを測るスタイルです。
スコアによるレベルは以下となります。
レベル | 学習時間 | 試験のスコア | 欧州の語学レベルの基準 |
初級 | 160レッスン | 1.0-1.5 | A1 |
320レッスン | 2.0-3.5 | A2 | |
中級 | 480レッスン | 4.0-5.5 | B1 |
640レッスン | 6.0-7.0 | B2 | |
上級 | 720レッスン | 7.5-8.5 | C1 |
800レッスン | 9.0-10 | C2 |
レッスンはこの大学での講座の1レッスン(1時間50分)を指しています。
日本の実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)の1級の学習時間が約600時間となっているので、こちらの上級レベルともなればかなりハイレベルのベトナム語を習得している必要があります。
ちなみに欧州の語学レベルの基準というのは、英語、フランス語、ドイツ語などに使われる語学能力の基準となります。
各国の大学に留学するためにはこの基準をもって、ある一定のレベルに達していることが求められます。例えば文学部において英語であればB2、ドイツ語であればC1、フランス語であればB2というように、各国や各言語、学ぶ分野によって変わってきます。
ホーチミン人文社会科学大学での外国人向けプログラムに入学するためのベトナム語の最低必須レベルがA2となっています。
要するにA2でも十分レベルが高いということが考えらえます。
試験会場はホーチミンだけ?
大学がホーチミンにあるため試験会場はホーチミンの大学内がメインです。
しかし実は台湾でも試験をうけることができ、韓国では試験の申込のみを行うことができます。
試験日時:
- ホーチミン:奇数月(1月、3月、5月、7月、9月、11月)と4月
- 台湾(Chihlee工科大学):6月、12月
試験対策
ベトナム語能力評価試験はリスニング、リーディング、作文、スピーキングの試験があり、総合的なベトナム語能力が試されます。
趣味レベルだけではなく本格的にベトナム語を学んでいたり、ベトナム現地で語学学校に通っていたりしてベトナム語に慣れ親しんでいないとと少々難しいところもあるかもしれません。
作文やスピーキングがあることもあり、独学で勉強していても高スコアは取れないことが予想されます。
しかるべきベトナム語学習機関でベトナム人の先生と一緒に、体系的に総合的にベトナム語を勉強することをおすすめします。
口述試験がある
ベトナム語能力評価試験にはベトナム語の最難関である発音などもチェックされるであろう、面接での口述試験があります。
簡単な質問をされ答えた内容によって、どんどんレベルに合わせて質問のレベルも上がっていくようです。
ベトナム語能力評価試験の試験内容は以下となります。
- リーディング:60分
- リスニング:60分
- 作文:60分
- スピーキング:15分
試験対策用の問題集はある?
試験対策用の問題集が市販されていたりはしないようです。しかし、ホーチミンに在住しているのであれば試験を受けるホーチミン人文社会科学大学で、準備クラスを受講することができます。
ベトナム語をしっかり勉強したうえで、試験対策としてこのクラスを取れば高スコアを取るためには万全でしょう。
試験準備クラスの料金
受験レベル | 料金(1ク ラス、1人当たり) |
初級(A1、A2) | 1,700,000 VND |
中級(B1、B2) | 1,900,000 VND |
上級(C1、C2) | 2,000,000 VND |
しかしベトナム語能力評価試験は受かるための試験ではなく、自分のレベルを知るためのテストです。
試験対策をすることは高スコアを狙うためにはよいのですが、真のレベルをチェックするためには普段の勉強を復習するくらいに留めておいた方がよいかもしれませんね。
ベトナム語能力評価試験の口コミ
ベトナム語能力評価試験を実際に受けた人の声は、そんなにたくさんあがっていません。
ベトナム語が日本人にとってメジャーではない上に、ホーチミンまで行って申し込みと受験をしなければならないということでなかなかハードルが高い検定試験です。
一部の口コミをご紹介します。
- 受験者のほとんどが韓国人で、日本人は少ない
- 初級の問題から上級の問題まで問題の幅が広い
- リーディングとリスニングはパソコンで行い、作文は手書き
- 結果はインターネットで確認
後発の日本の実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)よりも、かなり現代的で進んでいる感じさえしますね。
おまけに国家が認める資格であり、ベトナム語の能力の基準として就職試験にも有効な価値のある資格です。
試験のためだけにホーチミンに行くのはなかなか難しいかもしれません。でもベトナム語を学んでいたり、将来ベトナム語を使って仕事をしたいと考えているのであればチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
ベトナム語の検定試験を受ける必要性は?
実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)は日本人に向けたベトナム語のレベルを証明するための級が取れますが、日本での歴史はまだ浅く認知度はまだまだ高くありません。
一方でベトナム語能力評価試験はホーチミンや台湾で受けなければならず、ベトナム国内では有効に活用できるかもしれませんが、日本での認知度はさらに低いと言えるでしょう。
このような状況においてベトナム語の検定試験を受ける必要は果たしてあるのでしょうか?
日本でのベトナム語の需要
近年、日本に来るベトナム人の増加により、日本でもベトナム語ができる人の需要が増えています。
しかしながら実際のところそこまで急激に増えてはいないようです。
職種としては語学系の専門学校や、ベトナム人を受け入れる企業でのサポートスタッフ、就労支援などの仕事の募集が目立ちます。
勤務地も都心部よりも地方の方が多いようです。
ベトナムで働く可能性
日本でベトナム語を使う職種を探すよりも、ベトナムで探した方が圧倒的に可能性が高いようです。
多くの日本企業が既に進出し、物作りの工場なども多数存在しているベトナムでは、ベトナム語が理解できて話せる日本人のマネージャークラスの人材をいつも募集しています。
もちろんベトナム人対象の人材派遣や、営業担当、日本語教師など現場で働くスタッフも同様に様々な職種が求められています。
場所は首都はハノイからホーチミン、それ以外の地方都市でも需要があるようです。
ベトナム語を使って仕事を探すのであれば、ベトナムで働く可能性も視野に入れてみましょう。
ベトナム語を流暢に話せる日本人はまだまだ少ないですが、ベトナムでの需要は非常に高くなっています。
これまでの日本でのキャリアを生かして、ベトナムへ羽ばたいてみましょう!
資格って必要?
就職情報の募集要項を見る限りだと、ベトナム語の資格が必要となっているところはほぼありません。
英語の資格であるTOEICの点数などと比べれば、試験自体の知名度が低いことが一番の原因でしょう。
もし資格があったとしても、資格は書類上での証明に過ぎません。
高いスコアや高い級が取れていたとしても、話せたり聞いたり現場で使うことができなければ、意味がありません。
書類上のハイスコアも面接があったり現場に入ったりすれば、その実力のほどは一瞬で分かってしまうでしょう。
さらに、ベトナム語はあくまでツールなので、ベトナム語を使って何ができるか、というところが一番重要です。
ベトナム語の資格は現状はあくまで「あればベター」くらいに考えておいた方がよさそうです。
もちろん力試しや実力チェックのため、履歴書にはくをつけるということであれば受けてもよいでしょう。
まとめ
ベトナム語の検定試験は、現在のところ日本で受けられる「実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)」とホーチミンや台湾で受けられる「ベトナム語能力評価試験」の2種類です。
「実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)」は口述試験が無いため、この検定の級がそのままベトナム語を話せる証明になるかというと、残念ながら、現状はならなさそうです。
「ベトナム語能力評価試験」はベトナムの国家資格になりますが、ホーチミンや台湾でしか受けられず、総合的なベトナム語能力を測れますが、受けること自体がハードルが高い資格です。
日本でのベトナム語の需要は徐々に高まっていますが、職種や場所が限定的です。
逆にベトナムではベトナム語を話せる日本人の需要はかなり高くなってきています。
いずれにしても現状の募集要項などをみていると、資格が絶対に必要という事はありません。
ただし、ベトナム語のレベルチェックやベトナム語をある程度勉強してきたという証明にはなるので、持っておいて損はないでしょう。
「実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)」は年に1回なので、ベトナム語を勉強する目標の目安のようにしても良いかもしれません。
「ベトナム語能力評価試験」も機会があれば、旅行がてら受けてみると、自分のベトナム語の正しいレベルを知ることができるのでおすすめですよ。
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