ベトナム語の基本から簡単な文法までを学ぶ!ベトナム語文法の初歩を紹介

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ベトナム語というと、難しいイメージを持っている方が少なくありません。
見たことのない文字を使い、単語もフォーやアオザイしかわからないといったことがその理由です。
さらにベトナム料理のお店以外では接することの少ない言語として、より縁の遠い言語のように感じる方も多いのではないでしょうか。
そんなベトナム語について今回、基本的な文字の内容をはじめ、簡単な文法、そして簡単な会話に至るまで言及し、まとめました。
これを読めばきっとベトナム語の初歩について知ることができます。

ベトナム語の文法を知る前に、まずは基本的な綴りや背景から

ベトナム語を使う場合、文法以前にアルファベットに相当する言葉を知っておくと、より身近になります。
また、ベトナム語の背景を知ることで、どのような雰囲気を持った言語であるかが分かると思いますので、ここではそのような話題を中心にお話していきます。

.ベトナム語の綴りについて

ベトナム語の文字はラテン文字をベースにした「Chữ Quốc Ngữ(チュ・クオック・グー)」が用いられています。
英語のアルファベットのようにA~Yまで対応する言葉があり、á、ê(e)などの表現が用いられます。

ただし、アルファベットと異なる点として、「F、 J、 W、 Z」は固有名詞・外来語・擬音語・感動詞を表記する際を除いては基本的に用いられないという点に注意が必要です。

また、発音はフランス語の発音に近いという特徴があり、どこか欧米の言葉イメージさせる構成になっているのがベトナム語の綴りの特徴といえます。

ベトナム語の背景について

ベトナム語は、その歴史から中国語とフランス語を組み合わせた印象を与える言語です。
その理由として、地理と歴史が挙げられます。
地理に関しては、地理的に近い中国の影響を受け初期のベトナム語は中国語由来(漢越語)がほとんどで、現在も外来語は中国語が多く、中国語の影響を強く受けていることがうかがえます。

一方、地理的に大変離れているフランス語の影響をなぜ受けているかというと、歴史的な背景があります。
ベトナムは19世紀半ばから20世紀半ばまでの約100年間、フランスの植民地として占領を受けていました。
1858年カトリックの宣教師たちを保護するという名目で、ベトナムとフランス(スペインも)との間でコーチシナ戦争が起こりました。
この戦争でベトナムは破れ、フランス領インドシナ連邦となります。
当初、冒頭のようなアルファベットではなく、漢字を使っていたベトナムの綴りが禁止され、先ほど紹介した「Chữ Quốc Ngữ(チュ・クオック・グー)」のみの使用が許されたのです。

ここから1945年、第二次世界大戦が終わってベトナムが独立するまでフランスの影響を受け続けました。
その結果フランス語の影響を強く受けた言語として現代のベトナム語が生み出されていったのです。

こういったアジアとヨーロッパの両方と影響を受けたベトナム語は、特徴的な言語として現在もベトナムを中心に東南アジアで話されています。

ベトナム語の基本文法

ベトナム語には基本的な文法がいくつかあります。
ここではそれらの文法について解説しながら、簡単な注意点も含めてご紹介していきます。

ベトナム語の基本的な語順

ベトナム語の基本的な語順は英語と同じです。
主語、動詞、目的語や補語の順番で話されます。
主語は、「tôi(トイ)」(私)や「bạn(バンッ)」(あなた)などが代表的です。
これだけ分かっていれば、ジェスチャーだけでも何とかなってしまうことさえあります。
そのため、この2つは最低限知っておきましょう。

ちなみに「tôi(トイ)」は、日本語の発音で建物の外装に使われる樋(とい)とほぼ同じ発音、「bạn(バンッ)」は虫のバッタの「タ」を抜くようなイメージで発音すれば何とか通じます。

更に「bạn(バンッ)」を厳密に発音する場合は、日本で相手を驚かす「バァー」という発音に前歯の裏側の付け根につけて「ン」というイメージです。
「バァン」に近いかもしれません。

動詞は主に「đi(ディー)」(行く)、「ăn(アン)」(食べる)などが使えると良いでしょう。
この言葉は観光でよく使うことも多いので、覚えておくのがおすすめです。

ここに目的語や補語として「Việt Nam(ベトナム)」や「phở.(フォー)」といった名詞などが入ります。

ベトナム語には英語の「be動詞」に相当する言葉もある

英語で便利な言葉に「be動詞」がありますね。
ベトナム語の文法にも、それに相当する言葉として「là(ラー)」が知られています。
ただし、名詞にしか使わないというルールがあり、形容詞には使いません。
こういったルールを知った上で用いることが重要です。

ベトナム語の主語と形容詞の場合の文法

ベトナム語の「là(ラー)」は形容詞では使えないということをお話ししましたが、もし形容詞を使う場合は、主語の後にいきなり形容詞がつきます。
例えば、「あなたは美しい」という場合は、「Anh đẹp(アイン デップ)」となります。
日本語で言えば、「あなた美しい」というような言い回しとなります。
このように英語のような言い回しでは使えないという点に注意してください。

ベトナム語の基本的な文法で初歩的な文章を作ってみよう!

最後に先ほど紹介したベトナム語の文法を使って簡単な文章を作ってみましょう。
ここでは、自分の自己紹介や自分の行動、そして相手へ伝える場合の言い回しを紹介していきます。

まずはベトナム語の基本的な文法で自己紹介

基本的な文法を駆使して自己紹介をします。
例えば、最も簡単な自己紹介である「私は日本人です。」という場合、ベトナム語では先ほどの「là(ラー)」を使って伝えることが可能です。
その言い回しは

「Tôi là người Nhật Bản. (トイ ラー グイ ニャッバン)」

となります。

ちなみに日本は正式には「Nhật Bản」ですが、省略して「Nhật」ということもあります。
「Tôi là」で私はになり、そこから日本人という意味の「ングイ ニャッバン」と続く形です。

補足としてングイは、発音するイメージとして小さい「ン」を前につけるような「ングイ」と言うと伝わりやすいので覚えておきましょう。

自分の行動をベトナム語の基本的な文法で

自分の行動を基本的な文法で作ってみましょう。
主語、動詞、目的語で簡単に作ることができます。

「Tôi đi shinjuku.  (私は新宿へ行く)」

といったように、とてもシンプルな言葉で基本的な言葉ができます。
私はラーメンを食べるというような文章も、「Tôi ăn ramen.」で書くことが可能です。

このように一度覚えてしまえば、様々な名詞を目的語にして多彩なベトナム語の文章が書くことができます。

相手へ伝える文章をベトナム語の基本的な文法で

相手へ伝える文章も基本的な文法を生かして表現することができます。

「Anh là sinh viên.(あなたは学生です)」

という文章も簡単にできるでしょう。
この表現をベースとして様々な言葉を使うことができます。

まとめ

ベトナム語というと難しい、接することがないから全く分からない、そんな印象のあった方もベトナム語の基礎的な文法を知って、何となくベトナム語が分かったのではないでしょうか。

本格的な会話をするには、さらに様々な文法を知って、しかも北部のハノイや南部のホーチミンといった地域ごとの言葉遣いなども覚える必要があります。
しかし、そういったことを知らなくとも基本的な文法が分かっていれば、現地の方と分かり合えるはずです。
そもそも自分たちの言葉を少しでも理解しようという努力が認められれば、相手の方が心を開き様々なことを教えてくれるでしょう。

基本的な文法や言い回ししか分からないという方でも、まずは分かる範囲で話しかけることで、ベトナム語という新しい世界が開けるはずです。
また、歴史的地理的な背景を知りつつ、文化を学ぶことができれば、より深くベトナム語を学ぶことができるようになりますよ。

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