ベトナム・ホーチミン市の観光スポットまとめ!現地ならではの文化性を満喫しよう!

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ベトナム文化とフランス文化が混ざり合う、ベトナム・ホーチミン市は土地本来の文化性を大切にしつつも独自の発展を遂げたスポットが盛りだくさん。今回は、毎年数多くの旅行客が訪れることで知られるベトナム・ホーチミン市の今を、現地を旅した筆者が紹介していきます。

ホーチミンはベトナム最大の商業都市

南シナ海とカンボジア・ラオスに挟まれる形で、地形が縦に細長く伸びている国がベトナム社会主義共和国、通称ベトナム。そんなベトナムの南部に位置するホーチミン市に日本から向かうには、ホーチミン市タンビン区の空港、タンソンニャット国際空港を経由するのが一般的です。

本記事を執筆するにあたり、現地に足を運びましたが、日本からタンソンニャット国際空港に到着するまでに掛かった時間はおよそ6時間程度でした。空港から出て、まず感じたのは日本とは大きく違った風情・街並み、そして冬でも気温30度になる暖かさ。街全体の独特な雰囲気が、国外に降り立ったことを教えてくれました。

昔と大きく異なるベトナム・ホーチミン市の今

ベトナム現地に足を運んだことがない方は、ベトナムと聞くと農村部や集落が集まっているイメージを思い浮かべるかもしれません。実を言うと筆者も10年前ベトナムに訪れるまでは、未発展なイメージがあったり、最低限レベルの宿泊施設でさえもあまり期待できないだろうと思っていました。

しかし、フランス統治から開放された後のベトナムは経済発展が進み、近代文化の流入が激化。特に南部の中心部である、ホーチミン市はラグジュアリー・ホテルや高層ビル・娯楽施設・ブランドショップが立ち並び、近年では海外のリゾート地としての扱いを受けるほどとなっています。

ホーチミン市内にはフランス統治時代の建築物も残されている

また、ホーチミン市ではフランスの統治期間に作られた、建築物が残されているのもポイント。美的なコロニアル建築が数多く見られることから東洋のパリとも称され、今日も多くの観光客が見学に訪れています。

加えて、活気ある市場や繁華街も観光スポットとして見ごたえ抜群。今やベトナム・ホーチミン市はショッピングスポットや文化名所が溢れる、ベトナム最大の商業都市となっているのです。

ちなみに、ベトナム・ホーチミン市は季節によっては急激なスコールが降ることもあるため、11月~4月の乾燥期が観光を行うのに適しています。ただスコールはすぐ止んだり、降ったりを繰り返す程度のものなので、あえてその風情を楽しむのも一興かもしれません。

ホーチミンの魅力①近代化が進む街並み

現在およそ約700万人が生活しているホーチミン市ですが、観光都市としてのブランドを確立できたのは、やばり文化発展の象徴ともいえる高層ビルや豪華ホテルの完成ではないでしょうか。

ホーチミン市の発展を印象づけたビルやホテル群の完成

特に2010年に完成した高さ265.5mを誇る「ビテクスコ・フィナンシャルタワー」、2018年に完成し更なる高さが話題を呼んだ81階建ての「ランドマーク81」、高級ラグジュアリーホテル「パークハイアットサイゴン」、ホテル内には大手ブランドショップも並ぶ老舗国営ホテル「レックスホテル」などは、
日本を含む文化先進国の各ホテル・施設に劣らない魅力があります。

2000年代にはこれらの施設はまだ存在せず、街並みもそこまで近代化が進んでいなかったため、ここ数年ベトナムに訪れた方はその変化に驚いたかもしれません。

大きく発展したホーチミン市だが、防犯面で気を付けるのは他都市と同じ

ただし、いくら街並みや環境が整ってきたと言っても他国の観光地を歩く時のように、最低限の注意は必要です。夜間の外出や路地裏を通ったりするのは防犯面の関係から避けた方が良いでしょう。もちろん、金品や貴重品の管理・チェックも細かく行うべきです。

日本企業が建築・工事に関わっていることもあり、日本の国旗が街中で見られるなど親日的な印象を受けることもありますが、日本から遠く離れた海外の国であるということを忘れてはなりません。

ホーチミンの魅力②現存する昔ながらの文化

ホーチミン市は近代化が進んだ都市とはいえ、昔ながらの様式を残している部分もあります。その最もたる例が、街中を歩くと目に飛び込んでくる大量のバイク。

ベトナムでは移動手段として車や鉄道、バスの活用がそこまで一般的ではありません。この内、車は各種税金により価格が高くなってしまい気軽に入手しづらくなっています。また、バスは到着時間が安定せず、鉄道は大規模な地下鉄工事が行われている最中であるため、コスパが良く扱いやすいバイクでの移動が主流です。

ホーチミン市に溢れるバイクは、時に事故を起こすこともある

こうしたバイク文化は見る分には壮観かもしれませんが、バイク事故が決して無い訳ではありません。運転技術に難がある人も居ない訳ではないので、現地でバイクが多く並ぶ場所を歩く時には注意が必要です。

地下鉄が完成すればバイクに乗る人が減少するのか、それとも一度根付いてしまった様式がそのまま残り続けるのか、その時になってみないとわかりません。

ホーチミン市内の長距離移動は優良業者のタクシーを選ぶ

なお、観光者がベトナムで長距離移動を行いたい時は、安全面も考えてタクシーを利用するのがおすすめです。ただし質の悪い業者も存在するので、タクシー利用時はタクシー配車アプリGrab(グラブ)を使うなどして信頼性のある業者を選択すると良いでしょう。

ホーチミンの魅力③味わい深い絶品グルメ

ホーチミンの”食”の部分が気になる方も多いのではないでしょうか。実際の所、ベトナム料理はアジア寄りな部分もあり日本人の口に合う味付け・食材が多く見られます。そのため、日本の方が初めてホーチミンに訪れた際に現地の食事を楽しもうとする場合でも、そこまで抵抗が無いかと思われます。

また、後述しているようにホーチミンには日本・中国などのアジア料理を提供してくれるお店が多数存在するので、食事の面で困ることも無いでしょう。

なお、ベトナム現地の代表的な料理は次の通りです。ホーチミンで現地料理を楽しみたい時は、これらの料理をチェックしてみては如何でしょうか。

フォー

牛骨スープの麺料理。日本の麺料理とは違い、平らに形成した米粉麺を使うのが一般的です。トッピングには刻みねぎ、もやし、パクチーを用いることが多くヘルシーであるため、日本でも人気が高い料理です。

春巻き料理

米粉で作った生地に香草や海鮮食材などを巻いた料理となります。揚げたものと生のままで食すものの2タイプありますので、好みで選ぶと良いでしょう。揚げ春巻きは中国発祥のイメージが強いですが、生春巻きに関してはベトナム発祥とする意見も多いようです。

こちらも日本で口にできる料理なので、現地料理といってもそこまで大きな抵抗を感じることが無いでしょう。

コムタム

砕いた米を炊いて好みの惣菜と合わせたもの。価格が安いのでベトナムの愛すべき庶民料理と言った所でしょうか。特に骨付き豚肉を合わせた「コム・スーン」は150円程度で食べられるコスパ良し、ボリューム良しの料理となっています。

泥カニ料理

ベトナムは地形的に海部が近いため、海産物の流入も盛ん。特に良く取れる泥カニはフリッターやスープ、チャーハンと幅広い料理で使用されています。カニ料理といっても日本のカニ料理と比べると価格が安めなので、お手軽に味わえるのが魅力です。

バン・チャン・ヌン

ライスペーパーをパリパリの状態まで焼き上げ、ひき肉やソーセージ、ねぎなど様々な食材をトッピングした料理。このバン・チャン・ヌンはベトナム中南部に存在するダラットで誕生したという説が一般的です。ベトナム風ピザと呼ばれることもありますが、ピザとはまた異なるテイストであるため、現地に訪れた際は是非味わってみることをおすすめします。

もちろん、紹介した料理以外にもホーチミン市で味わえる現地グルメは多数ありますので、機会があれば様々な料理に挑戦してみると良いでしょう。

ホーチミンの魅力④豊富なカフェ・ショッピングスポット

ここ十数年のホーチミン市で変わった点としてはお洒落なショッピングモールやカフェの増加も挙げられます。ベトナムの他地域と違って、ホーチミンは広大なスペースを活かしてお店が密集していますから、カフェ、ショッピングモール、レストランの行き来が徒歩でも可能です。

特に現地でお買い物をする時に足を運んでほしいのが、以下のスポット。お土産を買うのも良し、現地の名産物を買うのも良しなスポットが多数あります。

ベンタイン市場

ベトナムの活気を肌に感じたいのならばまずはベンタイン市場に足を運んでみると良いでしょう。屋台、ビストロ、伝統工芸、シルバーアクセサリー、雑貨など数多くのジャンルが販売されており、多くの人が集まる場所となっています。数々のお店を覗きながら散策すると様々な発見があることでしょう。

朝から夜遅くまで市場は営業しているので、時間帯毎の違いを探してみるのも楽しいかもしれません。ベンタイン市場は市民劇場から徒歩11分程度の位置にあります。

住所 Cho Ben Thanh. Quan1, Ben Nghe. Ho Chi Minh
営業時間 店舗によって異なる。(市場自体は9時~24時程度)

ダイヤモンドプラザ

ベンタイン市場から徒歩15分程度の位置にある老舗デパートがダイヤモンドプラザ。隣に存在する聖母マリア協会が目印です。現地のデパートの中でも格式が高く、ホーチミンに住む中高年層にとっては、ダイヤモンドプラザでのショッピングは一種のステータスとなっているようです。

住所 34 Le Duan,Dist1,HCM City
営業時間 10:00~21:30

サイゴンセンター

市民劇場から徒歩5分の位置にある、レロイ通りに面したショッピングセンター。こちらのサイゴンセンターは、25階建ての高層ショッピングセンターとして1996年に創設されました。その後、2016年に第二期工事が行われ、日本ではお馴染みの高島屋が全体の4分の1を占めるようになっています。

そのため、地下街では和食のお店や日本人向けのお土産ショップも多数。価格は高島屋ブランドならではのものですが、外国でも日本が感じられる場所として安心できるかもしれません。

日本を除く世界各国のお店も揃っているので、現地に足を運ぶなら是非チェックすることをおすすめします。週末は、観光客のみならずホーチミンに住む人も多く訪れるので、日本ではあまりみないようなデパートの混雑ぶりを目にすることになるでしょう。

住所
66 Le Loi, District 1, HCMC
営業時間
9:30~21:30(日曜日を除く)

ビンコムセンター

ビンコムセンターは市民劇場から徒歩1分の位置にある、アパレル・ブランドショップ、アクセサリーショップ、カフェ、レストラン街で構成された近代空間。様々なショップが集まっており、またアクセスも良好であるため観光時の活動拠点としてはぴったりな場所となっています。朝ホテルを出て、ビンコムセンター内のカフェで一服してから1日の予定を立てる、というのもおすすめです。

住所
72 Le Thanh Ton,Dist1,HCM City
営業時間
9:00~22:00

ラッキープラザ

ドンコイ通り中心部に存在する小規模なショッピングセンター。ただし、内部は隙間が無いほど多くのお店が立ち並び、見ごたえは十分。フロア1Fはお土産や日用品、カメラショップが集まっていて、観光客に人気のスポットとなっています。

住所
69 Dong Khoi,Dist1,HCM City
営業時間
9:00~22:00

こちらのショッピングセンターで見かけるお馴染みの光景といえば、客と店員の間で行われる値段交渉。日本ではほぼありえないことですが、こうした場所では定価価格だからと断られても、粘り強く交渉すれば、値引きしてくれることが多々あります。

ただ、必ず値引きされる訳ではありませんし、しつこく値引きをするとトラブルになってしまう可能性があります。値引きをするなら、あくまでも自己責任の部類で行わなければなりません。

ホーチミンのショッピングスポットに見られる共通点

ここまで紹介したように、魅力的なショッピングスポットがあるホーチミンですが、これらのお店には次のような共通点が見られます。

殆どのお店が清潔

記事中でお伝えしている通りホーチミン市の観光施設、カフェ、モールは、近年の発展により急激に増加しています。その関係から運営を始めてから10年以内のショップ・施設が殆どであるため、内装が綺麗で清潔感を感じる所が多く見られます。

広い土地面積を活かしたレストラン街の存在や観光施設郡

ホーチミン市全体に言えることですが、広い公園が街中にあったり、レストランが密集していたりなど、日本の街並みと比べるとすっきりしている部分が多いです。そのため、どこにどんなお店があるかが分かりやすく、また各スポット毎のアクセスが行いやすいという魅力があります。

アパートを改修したローカルカフェ

近代化が進むホーチミンですが、観光スポット以外は全て再開発が行われている、という訳ではありません。古アパートや建物をリフォームしてカフェにしたりなど、物件を再利用するスタイルも近年では流行しています。新しさが際立つお洒落なカフェ・デパート郡を巡るのも良いですが、アパートを改修したローカルカフェで独特のレトロ感を味わってみるのも、ホーチミン観光ならではの楽しみ方です。

ホーチミンの魅力⑤SNS映えする名物スポット

SNS映えする写真を撮る目的でスポットを巡るのも近年の定番ですよね。そうした希望に応え得る、見ごたえ抜群な名物スポットもホーチミン市には多数存在します。

タン・ディン教会

まずSNS映えする写真が撮りやすいスポットとして紹介したいのが、メルヘンな雰囲気が印象的なタン・ディン教会。市民劇場から車で13分程度の位置にあります。こちらはホーチミン市で2番目の高さを誇る教会で、ピンク色のカラーリングと相まって見ごたえは抜群です。

また、内部は美しい純白になっているので、外観を見たらそちらもチェックしておきたい所。ただし、内部に入れるのはミサの時間だけなのでその点は要注意です。
住所
289 Hai Ba Trung St., Dist.3
開館時間
5:00~19:00 (曜日によって異なる)

コロニアル建築の数々

ホーチミンがフランス領となっていた時の産物として、フランス建築様式であるコロニアル建築による建物が挙げられます。こうした建物もまるでフランスに訪れたような美麗さや壮厳さを感じるものばかりですので、SNS映えする写真を撮る目的で観光するなら是非抑えておきたい所。

コロニアル建築で特におすすめのスポットは、「ホーチミン市人民委員会庁舎」や「中央郵便局」、「聖母マリア教会」など。印象的なフォルムの中央郵便局は、現役で稼動しており多くの観光客が訪れています。記念切手の販売などコレクター必見のアイテムも販売しているようです。

また、聖母マリア教会もフランス様式の外観や内部の美しいステンドグラスなど見所が多数。日によっては観光客でも参加できるミサを行っています。

もちろん、紹介した以外の場所にもSNS映えするスポットはまだまだありますので、実際に歩いてみて良好なスポットを探してみるのも良いでしょう。

ホーチミン市人民委員会庁舎
住所
86 Le Thanh Ton & Pasteur St. Quan1, Ho Chi Minh
開館時間
7:30~17:00(土日除く)

中央郵便局
住所
2 Cong Xa Paris
開館時間
7:30~19:00(土8:00~18:00、日8:00~17:00)

聖母マリア教会(サイゴン大聖堂)
住所
1 Cong Xa Paris
開館時間
8:00~11:00/15:00~16:00

ホーチミンの魅力⑥歴史や戦争の傷跡を映す文化資料

ホーチミンを経済発展が著しい都市として評価する人も近年では多くなりました。しかしそうした魅力ある部分の裏で、戦争による傷跡が未だ残っていることをご存知でしょうか。ベトナム・ホーチミン市では、そうした戦争の資料をまとめた施設や博物館がありますので、どのような歴史が重ねてきたのか足を運んで確かめてみても良いでしょう。

統一会堂

ベトナム戦争を語る上で、欠かせない施設なのが統一会堂です。この統一会堂は、南ベトナム時代において大統領官邸として使用されていました。広大な土地が使われているのはその名残とも言えるでしょう。外部からみれば一般的な建物のようにも見えますが、内部では要人の基地としての機能やヘリポートが用意されています。

なお、建物内部には大統領夫人が実際に使った寝室や娯楽施設、シネマ、図書室、庭園など見所も多数。会議室ひとつとっても気品溢れる装丁になっています。

そうした事情を持つ建物だけに様々なエピソードが存在します。中でも有名なのが戦争終結に結びつく 、1975年4月30日に北ベトナム軍戦車が大統領官邸を占拠したエピソードではないでしょうか。つまり、この統一会堂は旧大統領官邸でもあり、南ベトナムという国が無くなるきっかけとなった場所でもあるのです。

前述したように広い場所ですので、こちらに訪れる際は運動靴など動きやすい靴を履いておくのがおすすめです。

住所
135 Nam Ky Khoi Nghia
開館時間
7:30~12:00/13:00~17:00(チケット窓口は7:30~11:00/13:00~16:00)

ホーチミン戦争証跡博物館

戦争証跡博物館は聖マリア教会より徒歩15分の位置にある、戦争関連の武器や資料を展示している施設です。こちらも、ベトナム戦争の痕跡や戦争を語る上で欠かせない必要な情報が揃っており、当時の雰囲気を知ることができます。

戦争中にアメリカ軍によって散布された枯葉剤の影響や戦争被害の写真・資料も残っていますので、人によっては生々しさを感じたり恐怖感を覚えてしまうかもしれません。しかし、ベトナム・ホーチミン市の活気ある部分をただ巡るだけではこうした戦争の痛みを知ることはできません。実際に被害にあった人の遺族なども訪れることがあるようです。

日本でも「ベトちゃん・ドクちゃん」関連の話など戦争被害の話題やニュースは、定期的に発信されています。ですが、平和な日本の暮らしの中ではどれだけ凄惨なものなのかが中々感じにくいと思います。戦争というものがどれだけ生活や人生を脅かすのか、ホーチミン戦争証跡博物館は私達に教えてくれます。

住所
28 Vo Van Tan, Q.3
開館時間
7:30~18:00(最終入場17:00)

ティエンハウ寺

ティエンハウ寺はビンタイ市場から徒歩圏内に存在する仏教寺院です。道教の最高位である媽祖が祀られているため、近隣住民や中華系の方が多く参拝に訪れるスポットとなっています。

ベトナムではティエンハウ寺の他にも仏教と道教が混ざり合った寺院が多数あるので、各所で中国文化との結びつきが感じられるかもしれません。こうした意外な文化流入を感じるのも海外観光の醍醐味だと言えるでしょう。

なお、寺院の天井に吊るされているのはらせん線香と言われるもので、吊るす作業は観光客でも行えます。また、獅子舞の稽古が旧正月に行われるなど、時期によってはイベントも多いです。

住所
710 Nguyen Trai, Q.5
開館時間
6:00~17:00(毎月旧暦の1、15日は5:00~22:00)

ホーチミンは活気溢れる注目の観光都市

ホーチミン市はベトナム有数の観光都市です。首都は北部のハノイですが、数多くの観光スポットやショップ、グルメがアクセス良く気軽に楽しめるのはやはりホーチミンだけ、と言っても過言ではありません。

ホーチミン市は多種多様の文化が楽しめる場所

街を歩けば、大量のバイクが行き交う光景に驚くかもしれませんが、経済発展が著しく進んだことにより、ショッピングモール施設やホテルは豪華で清潔な所が多数。特に市場や繁華街のデパートでは日本では味わえない多種多様な文化を肌に感じることができるはずです。

また、カフェ天国という言葉が生まれたようにベトナムでは様々なカフェが展開。お洒落なカフェが多数あるのはもちろん、古い建物を再利用した風情あるローカルカフェもホーチミンの発展を印象付ける要素となっています。

加えて、観光客に向けて現地の絶品グルメを提供してくれるお店も少なくありません。フォーや生春巻きなど日本で親しみある料理から一歩踏み込んだ現地料理まで幅広いレパートリーが体験可能です。多国籍料理店やレストラン街も存在するので、日本・中国をはじめとする各国の料理も万編なく楽しめることでしょう。

ホーチミン市観光ではSNS映えがしやすい建築物や文化遺産も要チェック

お腹を満たした後は、フランス文化が入り混じったベトナム・ホーチミンならではの建築物を巡ってみるのがおすすめ。タン・ディン教会やコロニアル建築が特徴的な聖母マリア教会、中央郵便局などSNS映えするスポットも数多く存在します。

ホーチミン市の著しい発展の裏には戦争の爪痕が垣間見える

ただし、こうした色鮮やかな文化発展の裏に凄惨な戦争があることを、私達は今を生きる人間として覚えておく必要があるでしょう。戦争で大統領官邸として実際に使われた統一会堂やホーチミン戦争証跡博物館はそうしたホーチミンの暗い歴史を物語るスポットとも言えます。

ホーチミン市の発展を支えてきた現地住民の笑顔と元気

今回、現地に足を運んで気づいたのは、ホーチミンは近年の日本では見ることが少ない活気や明るさに溢れているということ。数年間ぶりにホーチミンに訪れた私に対しても、市場のおばさん・おじさんは気さくにおすすめの商品やホーチミンの見所を教えてくれたり、困ったことがないかを聞いてくださいました。また、どこにいっても笑顔の人達を多く見かけました。

ホーチミンが魅力ある観光都市に成長したのは、在住しているみなさんの明るさや優しさ・人柄にによる影響があるのかもしれません。

なお、ホーチミン観光に行く際は、ベトナム語を覚えておくと現地の人とコミュニケーションが取りやすく、困ったことがあっても解決しやすいです。活気に溢れ見所十分なベトナム・ホーチミン市に足を運ぶのでしたら、この機会に合わせてベトナム語も学んで見ては如何でしょうか。

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