「おいしい」をうまく表現しよう!ベトナム語の「おいしい」の言い回し

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旅先でよく使うのが「おいしい」という言葉。

ベトナム語でも「おいしい」という意味の言葉が多くあります。

丁寧な言い方から、フランクな言い方まで、日本語の「美味しいです」から「うまい」に当たる言い回しまで網羅されています。

この「おいしい」というポジティブな言葉はベトナム語を話すうえで旅行やビジネス、日常会話様々な場面できっと役に立つでしょう。そんなおいしいという言葉のベトナム語について詳しく解説していきます。

実際の音声もつけてありますので、実際に声に出して練習してみてください。

ベトナム語の「おいしい」とは?

ベトナム語の「おいしい」は、よく使う言葉です。
レストランや屋台などおいしい食べ物がたくさんあるからです。

それらのお店以外にも実際に長期滞在やあるいは移住したとしたら家庭でも同様のおいしい食べ物が沢山あるでしょう。
まずは、そんなベトナム語の「おいしい」の基本形から紹介します。

基本形は「Ngon」

ベトナム語のおいしいは「Ngon(ンゴーン)」です。

実際に日本語に慣れ親しんでいる方からは、「ン」という言葉から始まる言葉に抵抗を感じるかもしれません。

確かに日本語にはンから始まる言葉はないので、ちょっと言いにくいことは事実です。ただ、日本人でも言いやすい発音として「ン・ゴーン」というイメージで言うのがオススメです。
最初「ン」といってから「ゴーン」と言うと、多くの方がスムーズにこの「Ngon」を発声できるでしょう。

よりネイティブに発音したい場合は、鼻濁音(十五夜の「ご」の時の発音のイメージ)と、日本語の「お」よりも大きめに口をあける母音で発音します。
さらに声調はまっすぐに行います。

ポイントは口を閉じないで発音することです。
現地の方の声を聞いたり、あるいはネットの音声などを聞くとイメージが容易です。

基本はこの「Ngon」を覚えておいて、食べものを食べたタイミングや料理を提供してくれた方に言ってみましょう。

コーヒーブレイク:ベトナム人のおいしいへのこだわりエピソード

ベトナム語の「おいしい」の基本を知ったところで、ちょっと息抜きにベトナム人のおいしいへのこだわりを知ることができる伝え聞いた話を紹介します。

真偽のほどは定かではありませんが、ベトナム戦争(1955年11月1日~1975年4月30日)が行われていた時代、鳥に関するこんなエピソードがあります。

戦時中ベトナムのゲリラが移動中、食用に連れていた鶏がいきなり鳴き出してしまいました。
声が知れ渡ると、当然標的になりますから、アメリカ軍に見つかる前に殺してしまおうという提案が出たそうです。
しかし、多くのゲリラは「今、殺してしまうと、おいしくなくなるから」という理由で、結局殺さずに鳴いている鶏をそのまま運んだという話があります。

熾烈な戦いが繰り広げられたベトナム戦争で、こんなのんきなエピソードがあるとは、ちょっと信じられません。
しかし、ベトナム人の食材やおいしい食事への意識の高さが分かるエピソードとしてよく使われる話のようです。
おいしいのこだわりは、言葉へのこだわりにもなっているのかもしれませんね。

ベトナム語の「おいしい」の使い分け

ベトナム語のおいしいは、冒頭でもお話しした通り様々な言い回しがあります。

基本形の「Ngon」を利用して様々な発展形を使えば、より豊かな表現ができるようになります。

ベトナム語の「おいしい」をより強調したい時、本場風あるいはフォーマルな言い回しにしたい時、訪れた地方を意識した言い回しを紹介します。

強調したい時のベトナム語の「おいしい」

「とてもおいしい!」とベトナム語で言いたい場合は、「quá(クワー)」をつけます。

つまり、「Ngon quá!(ンゴーン クワー)」という形です。

ただ、これはあくまで基本形であり、シチュエーションによって使い分ける必要があります。

食べている瞬間に「とてもおいしい」と言いたい場合は、「Ngon quá!(ンゴーン クワー)」で問題ありません。
しかし、食べてないときにとても美味しいという言葉を使う場合は「Ngon lam!(ンゴーン ラム)」を使います。
例えば、「ベトナムの生春巻きっておいしいの?」と聞かれて「すごくおいしいよ」と答えるシチュエーションでしたら、この「Ngon lam!(ンゴーン ラム)」を利用します。

ただ、旅行の場合はこの言い回しを使うことがほとんどありませんから、「Ngon quá!(ンゴーン クワー)」を使えるようにしておくだけでも十分対応可能です。

よりネイティブなベトナム語の「おいしい」

ベトナム語に慣れてきた場合に、「Ngon quá!」以外のとてもおいしいという表現を使ってもいいかも知れません。

「Cực kỳ ngon !(クッキー ンゴーン)」という言葉がそれに当たります。

cực kỳ(クッキー)という言葉を「Ngon」の前に置いた「Cực kỳ ngon(ものすごく、この上なく・極めて) 」という言い回しは、とてもネイティブな表現です。

時に丁寧な印象を与え、外国人がこの言い回しをすると現地のベトナム人にかなり好意的に捉えられます。
直訳すると「極めておいしい」という形の言い回しで、「Ngon quá!」よりもある意味強い表現といえるかもしれません。

ちょっと差をつけたい時など、この言い方を使ってみましょう。
文章の構造としては「Ngon」の後ろではなく、前に来る形で語順が逆になるのが特徴です。
ちなみに「cực kỳ」だけでも利用できるので応用が利きやすい言葉です。

方言を意識したベトナム語の「おいしい」

ベトナムは日本同様に南北に長い国土を持ち、地域性も豊かなエリアです。
当然ながら、方言も存在し、ベトナム語の「おいしい」にも方言があります。

「Rát ngon!」(とてもおいしい)という言葉がそういった方言に当てはまります。

この言葉、綴りは同じなのですが、首都ハノイを中心とした北部と経済の活発なホーチミンを中心地とした南部では発音が異なるのが特徴です。

北部では「ザット ンゴーン」、南部では「ラット ンゴーン」といいます。
日本では南部の方言(ラット ンゴーン)で覚える機会が多いかもしれません。
このように微妙な言い回しですが、「おいしい」のひとつを取っても地域ごとに方言があります。

「おいしい」とは逆のベトナム語や味覚を表す言葉

「おいしいというベトナム語は基本的に頻繁に使い、ベトナムの方とコミュニケーションをとる場合に便利な言葉といえるでしょう。

ただ、ベトナムの方と親しくなったり、あるいはあまりに頻繁に自分の口に合わないものを出してきた場合は、やむを得ず「まずい」という言葉を使う機会もあるかもしれません。

また、具体的にどういったまずさなのか味覚で表現する機会もあるでしょう。
そんなおいしいとは逆の意味の言葉も紹介していきます。

ベトナム語で「まずい」はkhông ngon

ベトナム語でおいしいの逆、まずいは「không ngon(コン・ンゴーン)」といいます。

コンを付けることでンゴーン(おいしい)を打ち消す言葉になります。

あまり使いたい言葉ではありませんが、どうしようもないときはやむを得ず使うようにしましょう。
むやみやたらに使うと円滑なコミュニケーションが取れなくなる可能性があるのでため、使う時は注意してくださいね。

ベトナム語で具体的にどんな味なのかを表現する場合

むやみに「まずい」というのも失礼ですので、どんなまずさなのかを伝えることも重要と言えます。

そんな時に使うのが味覚を表現する言葉です。
以下に紹介していきましょう。

・辛い:「cay(カイ)」
・塩辛い:「mặn(マン)」
・甘い:「ngọt(ンゴッ)」
・酸っぱい:「chua(チュア)」
・苦い:「đắng(ダーン)」

「辛くておいしい(Cay và ngon)」などポジティブな利用もできるのでお試しください。

まとめ

いかがでしたか?

ベトナム語で「おいしい」は、「Ngon」(ンゴーン)、「とってもおいしい!」と、言いたいときは、「Ngon quá!」(ンゴーン クワー!)といいましょう。

今回はベトナム語で「おいしい」という言葉を紹介しましたが、表現が難しいと思った場合でも、この2つを使うことで意外とスムーズなコミュニケーションをとることができると思いますよ。

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