ベトナム語は難易度が高い?発音は難しいが文法は簡単!

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ベトナム語は日本人にとって難しいと言われていますが、実際に難易度が高いです。
習得するまでに他の言語よりも時間がかかるので、長く継続して学習していくことが大事になってきます。

では、ベトナム語の難易度を発音や文法などに分けて紹介していきます。
難易度が高い部分を集中的に学習していくことで語学がアップしやすくなるので、効率よく勉強していきましょう。

ベトナム語の発音はとにかく発音が難しい!

ベトナム語の難易度が高い理由は発音です。
聞いたことがある人なら分かりますが、日本語や英語とは全く違う音なので、全く知らない人だと口真似することも困難です。

言葉の音もそうですが独特のリズムがあるため、余計に聞き取りにくくなっています。
難しい理由は母音と声調の2つが大きく関係しています。

ベトナム語の母音は12個ある

日本語の母音は「あいうえお」の5個です。
それに対してベトナム語の母音は「a â ă i y u ư e ê o ô ơ」の12個あります。

母音の数が多いということは、それだけ発音が複雑ということです。
特に「a â ă」とa が3つ、「o ô ơ」とo が3つあるので初心者はもちろん、早口だと上級者でも聞き取りに苦労します。

言葉の聞き取りは語学上達をする上で必須とも言えることです。
リスニング力を鍛えるのはどの言語でも重要ですし、聞き取ることすらできないなら話すことはできません。

聞き取れるようになる→口に出せる→話せるようになるという順番が語学を習得する基本です。
しかし最初の「聞き取れるようになる」という時点で時間がかかるので、ベトナム語の難易度は高くなっているのです。

ベトナム語には声調がある

声調とは、声の調子のことです。
音の高低リズムのようなもので、アクセントとはまた違います。
リズムをつけて発する必要があり、一般的な日本語にはこの声調はありません。

分かりやすく言うと、青森弁や関西弁のようなイメージです。
こういった方言は独特のリズムがあるので日本語が喋れる人でも完全にマネすることはできません。

しかし日本語の場合、多少の方言であれば意味は分かりますし、単語が同じであれば聞き取ることもできます。
しかしベトナム語の場合は、声調によって単語の意味が変わってくることもあるので更に難易度が高くなってきます。

ベトナム語の声調は以下の6種類です。

1. Không dấu:La(ラ→) 平坦な声調
※ 記号なし

2. Dấu sắc:Lá(ラ↗) 上昇する声調
※記号 (´)

3. Dấu huyền:Là(ラー↘) 下降する声調
※記号 (`)

4. Dấu hỏi:Lả(ラー↺)平坦からゆっくり下降して上昇する声調
※記号 ( ’ )

5. Dấu ngã:Lã(ラー⤴) 平坦から急に少し上昇する声調
※記号 (~)

6. Dấu nặng:Lạ(ラー↓) 平坦から急に下降する声調
※記号 ( . )

日本語にはない感覚なので理解するのが難しい上、聞き取りにくく、しかも間違えると意味が変わってしまうこともあります。
声調をマスターするのは簡単ではありませんが、とにかくベトナム語をたくさん聞き、耳を慣れさせてくださいね。

ベトナム語の文法は簡単!すぐに覚えられる

ベトナム語の難易度が高いと言われているのは発音が難しいからです。
その代わり文法は簡単なので、覚えるのにそこまで時間はかかりません。

では、ベトナム語の文法と注意点を紹介していきます。

ベトナム語の基本的な文法ルール

ベトナム語の文法にはいくつかルールがありますが、以下の2つは基本中の基本なのできちんと理解しておきましょう。

【基本的に「主語+動詞+目的語」の順で使う】

ベトナム語は、「主語+動詞+目的語」の順番で使っていきます。
これは英語と同じなので、そこまで難しくはありません。

以下は例文です。

・私は買い物がしたいです→Tôi muốn mua sắm
・私の名前はケンです→Tôi tên là KEN

英語を話せない人でも英語の文法には少なからず馴染みがあります。
文法は英語や中国語と似ているので、そのまま使いましょう。

【過去形や未来形の代わりに単語を使う】

ベトナム語は未来形や過去形にするとき、動詞が変化しません。
日本語だと「する」「した」「するつもり」など動詞が変化しますが、ベトナム語の動詞はそのままの形で使うことができます。

その代わり、未来形なら未来形を表す単語、過去形なら過去を表す単語を入れて使います。

・私はベトナム語を勉強した→Tôi đã học tiếng việt

このときの「đã」は「~した」という意味の過去形です。
主語と動詞の間に入れるだけなので簡単ですね。

・私は勉強をしなかった→Tôi không học tiếng việt

このときの「không」は「~しなかった」という意味です。
こちらも同じく主語と動詞の間に入れていきましょう。

上記と同じように未来形なども以下の単語を使っていきます。

・まだしていない→chưa
・する(未来形)→sẽ
・している→(現在進行形)→đang

日本語や英語などとは違って1つの動詞が過去や未来で変化することがないので、覚える量が格段に少なくなっています。

文法は簡単だけど言葉の順番には注意しよう

ベトナム語の文法は簡単ですが、言葉の順番には気をつけるようにしましょう。

例えば「赤いボール」は英語でも「Red ball」となり、色→物の順番に言います。
しかしベトナム語はこの順番が違うのです。

ベトナム語で「赤いボール」は「bóng đỏ」です。
「bóng」がボールで「đỏ」が赤なので、日本語とは真逆ですね。

しかし常に真逆に言えばいいのかというとそうではありません。
「重要なことから先に言う」ため、そのときによって順番が変わってくることになります。

語順が逆になると意味が変わってしまうことになるので、ベトナム語の語順は正確に覚えるようにしましょう。

ベトナム語は世界的に見ても難しい言語

世界には様々な言語がありますが、ベトナム語は中国語やアラビア語、タイ語、アイスランド語、アルバニア語と並んで難易度が高いとされています。
言葉自体もそうですが、ベトナム語は難しいのはベトナム語の立ち位置や環境にもよります。

世界的にマイナー言語なので学習する場が少ない

英語は日本でも聞く機会がありますし、学習するサービスはいくらでもあります。
しかしベトナム語は勉強教材が少ないですし、教材が少ないのでレベルも高くありません。

場所によっては通うスクールもなく、独学でしか勉強できないこともあります。

マイナーな言語だとどうしても環境が整っていないので、もともと難しいベトナム語の難易度が高くなってしまっているのです。
英語や中国語、または他のヨーロッパ言語と比べ、勉強できる環境が整っていないのも難易度を上げている原因です。

場所によって方言など地域差もある

一般的なベトナム語は、首都であるハノイ周辺の言語です。
日本でもそうですが、都市部から離れると訛りが強くなっていき、現地の人でも聞き取れないこともあります。

また、ホーチミンはハッキリと言葉を発音しますが、ダナンはモゴモゴとした発音をするため聞き取りにくさがあります。
南北で意味が違う単語もありますし、語彙も多少異なってきます。

ベトナム語の方言は主に北部、中部、南部の3つに分けられています。
ベトナム人と出会って頑張ってベトナム語で話しかけても、方言訛りがあって意味が全く分からないこともあります。

全く通じないと学習意欲も減ってきますから、「この地域は方言があるから聞き取れなくても仕方がない」と思うようにしましょう。
もともと難しいベトナム語の発音ですが、訛りがあると更に難易度が上がります。

まとめ

ベトナム語は世界的に見ても難易度が高い言語です。
その理由のほとんどが発音なので、学習するときは発音を重点的に行うようにしましょう。

文法など他のことは比較的簡単なので、勉強時間のほとんどを発音に費やすようにすると効率が良くなります。
なかなか上達しないとモチベーションも下がってくるので、「世界的にも難しい言語だ」ということを最初から理解しておきましょう。

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