ベトナムには数多くの観光地がありますが、その中でもホイアンは観光のメッカと言っても良いくらい海外旅行者が集まる地域です。今回はホイアンの魅力やベトナム語の習得のヒントなどご紹介します。
【目次】
ベトナム ホイアンの魅力
ベトナムは大人気の観光地の一つですが、中部最大の街でもあるダナンから一番近くにあるホイアンは、 が数多くあります。ダナンからホイアンまでは車で30~40分と割と遠いですが、旅行者がベトナムに行く際に必ず立ち寄る名所がホイアンです。
ホイアンの歴史は古く、南シナ海から注ぐトゥボン川がホイアンを貿易港として発展させました。16世紀には、日本やオランダ、ポルトガル、中国などが来航し、国際的な貿易港にと成長します。
当時のホイアンには、外国からの居住者も多くおり、日本人も例にもれません。「来遠橋」は別名日本橋とも呼ばれ、日本人と馴染みが深い街であると言えます。現在では貿易港の役目は失われ、その代わりに観光地として成長を遂げました。
ホイアンには昼の顔と夜の顔があり、それぞれに違う魅力があります。観光客がこぞって来訪する理由などご紹介します。
ホイアンの昼の顔
ホイアンの昼は、歴史的建造物やお寺など、写真撮影にベストな時間帯です。特に歴史的建造物が多い「バックダン」や「グエン・タイホック通り」「チャンフー通り」などは人気があります。
橋の近くにある「馮興家(フーンフンの家)」なども人気の の1つです。グエンティーミンカイ通りの近くには中国人の貿易商人の家があり、築200年の歴史を誇ります。
また旧市街通りには、中国人と関わりの深い建造物も沢山ありますので、ホイアンに行った時には必ず訪れたい場所です。ただし、旧市街通りに行くには事前にチケット(価格は12万ドン=約650円)を買う必要がありますので注意してください。
ホイアンの夜の顔
ホイアンの夜は、川沿いのレストランを訪れるのがおすすめです。レストランの灯りが何とも幻想的な雰囲気を作り出しています。もし夜にレストランを利用する際には、天気が悪い場合を除いて、テラス席を選ぶのがポイントです。ランタンの灯りが食事の雰囲気を更に盛り上げてくれます。
レストランで食事を終えたら、次はカメラを片手に散歩を楽しむのがおすすめです。観光客の姿を観察しながら、ベストショットを探せるのも魅力の1つです。
ホイアンの夜の賑やかさを感じたいのなら、ナイトマーケットを冷やかすのも良いでしょう。特に手作りのランタンなどは観光客に人気があり、お土産にも最適です。
値段交渉の仕方が独特!
買い物や食事を楽しみたいなら、チャンフー通りやバックダン通り、グエンティーミンカイ通りなどがおすすめです。ただ、ベトナムで買い物の値段交渉をする時には注意が必要です。
ホイアンの多くの商品には値札が付いていないものが多く、他の国もそうですが、観光客にはかなり高めの値段設定をしてきます。そのため、安く買いたいのなら値段交渉が必要になります。簡単なベトナム語を覚えておけば、値段交渉もしやすく安く商品が手に入ります。
値段交渉のポイントは、店員の言った値段の6割くらいの値段でスタートすることです。交渉をしていけば、大抵の場合5~8割くらいの値段で商品が手に入ります。値段交渉も旅の楽しみですので、ぜひ行く前に簡単なベトナム語を覚えていってください。
ベトナム語とは?
ベトナムは多民族国家であり、実に様々な民族が暮らしています。公用語にはベトナム語が使われますが、北部や中部、南部などでは発音に違いがあるのも特徴です。
ベトナム語は、アルファベットで表記されることが多いですが、母音にアクセントが生じるので少し覚えにくいかもしれません。
ベトナムでは英語が通じることも多いですが、ベトナム語を覚えた方が街での会話がスムーズにいくことは間違いありません。
外国人にはベトナム語の発音は少し難しいですが、観光に行くならぜひベトナム語を覚えて値段交渉や会話などを楽しんでください。
ベトナム語は発音が難しいって本当?
ベトナム語は発音が難しいと言われています。ベトナムに行く際に勉強をして行っても、通じないことも良くあります。ただその一方で、英語が通じる地域もあり、どうしてもわからない時にはボディランゲージで伝わることもあります。
ベトナム語が難しいと言われる最大の理由は、6声音あることです。この声音の違いがあるせいで、少しでも発音が悪いと相手に伝わらないことも多々あります。そのため、話すよりも文章で書いて見せた方が伝わることも多々あります。
最近では、ベトナム語のアプリもありますので、そちらを利用するのも1つの方法です。ただ、アプリの発音は標準語に対応していますが、訛りのある「ダナン方言」には対応していないので注意が必要です。
ベトナム語【あいさつ編】
ベトナム語であいさつをする時の発音例など、以下にご紹介します。
日本語 | ベトナム語 | 発音 |
こんにちは | Xin chào. | シン チャオ |
ありがとう | Cám ơn. | カム オン |
店員を呼ぶ時 | 〇〇(店員の名前)ơi. | ◯◯ オーイ |
ごめんなさい | Xin lỗi. | シン ローイ |
さようなら | Tạm biệt | タム ビエッ |
また会いましょう | Hẹn gặp lại. | ヘン ガップ ライ |
わかりません | Tôi không biết. | トイ ホン ビィエッ |
名前を呼ぶ時には、年齢によって呼び方が変わります。
日本語 | ベトナム語 | 発音 |
年下 | Em | エム |
年上の男性 | Anh | アン |
年上の女性 | Chị | チ |
おじさん | Chú | チュ |
おばさん | Cô | コ |
ベトナム語【買い物&食事編】
ベトナム語で買い物や食事をする時の発音例など、以下にご紹介します。
【ベトナム語の買い物編】
日本語 | ベトナム語 | 発音 |
おいくらですか? | Bao nhiêu tiền? | バオ ニュー ティエン |
会計をお願いします | Tính tiền. | ティン ティエン |
これは何ですか? | Cái này là cái gì? | カイ ナイ ラー カイ ジー |
値段が高いです | Đắt quá! | ダッ クア |
これ安くなりませんか? | Giảm giá được không? | ヤム ヤー ドゥッ ホン |
こちらを買いたいです | Tôi muốn mua cái này | トイ ムン ムア カイ ナイ |
〇〇をください | Cho tôi ◯◯ | チョー トイ ◯◯ |
【ベトナム語の食事編】
日本語 | ベトナム語 | 発音 |
ミネラルウォーターをお願いします | Cho tôi nước suối. | チョー トイ ヌゥック スゥォーイ |
アイスのブラックコーヒーをください | Cà phê đen đá. | カフェ デン ダー |
ホットコーヒーを下さい | Cà phê đen nóng. | カフェ デン ノン |
アイスのミルクコーヒーをください | Cà phê sữa Sài Gòn | カフェ スア サイゴン |
氷は無しにしてください | Không có đá. | ホン コー ダー |
ベトナム語【乗り物編】
ベトナム語で乗り物を利用する時の発音例など、以下にご紹介します。
【ベトナム語の乗り物編】
日本語 | ベトナム語 | 発音 |
4人乗りのタクシーをお願いします | Cho xe 4 chỗ. | チョー セー ボン チョー |
〇〇へ行きたいです | Tôi muốn đến đây | トイ ムン デン ダイ |
◯◯までチャーターをお願いします | Tôi muốn đi ◯◯ và đi 2 chiều. | トイ ムン ディ ◯◯ ヴァ ディ ハイ チィウ |
料金はいくらですか? | Bao nhiêu tiền? | バオ ニュー ティエン |
ここで止まってください | Hãy dừng lại ở đây | ハイ ユン ライ ア ダイ |
少し待っていてください | Hãy đợi một chút | ハイ ドォイ モッ チュッ |
【ベトナム語の方向指示】
日本語 | ベトナム語 | 発音 |
真っすぐ行ってください | Đi thẳng | ディ タン |
右に行ってください | Rẽ phải | レ ファイ |
左に行ってください | Rẽ trái | レ チャイ |
ゆっくりで | Từ từ | トゥ トゥ |
早く行ってください | Nhanh nhanh | ニャン ニャン |
ベトナム ホイアンで使われている言語は?
ホイアン市の人口は8万人ほどですが、共通言語はベトナム語が使われています。もちろん地域によって若干の訛りはありますが、基本的にはベトナム語です。北部や中部、南部で訛りがあるのも、ベトナム語が難しいと言われる理由です。
ホイアンで英語は通じる?
ベトナムでは、場所によって英語が通じる場所と通じない場所があります。ただ、基本的にはベトナム語以外は通じないと思った方が良いです。ベトナムで都会と言えばハノイが有名ですが、ハノイですら英語が通じないことが多々あります。
ホイアンなどの観光客が多い場所では、英語が通じることもあります。ただし、観光客が多い地域(サパやホイアンなど)以外では、英語は通じないものと思ってください。
英語が通じる場所
ベトナムで英語が通じる場所は、割と少ないです。英語が通じる場所は、以下の通りです。
●観光客の多い地帯にあるレストランやカフェ:観光地ではほぼ100%英語が通じます。ただし、観光客向けの施設が多く、低料金で利用できるお店などは少ないです。
●大都市や観光地にあるホテル:大都市にあるホテルなどでも100%英語は通じますので安心です。ベトナムのホテルには多くのバックパッカーが集うこともあり、ホテル内では英語が通じます。
●空港内:空港のスタッフは当たり前かもしれないですが、英語が話せる人が多いです。ただし、年配の入国管理官の中には、英語でなく訛りのあるベトナム語を話すスタッフもいるので注意が必要です。
英語が通じない場所
ベトナムでは英語が通じない場所の方が多く、特に少し都心から離れただけでも英語は通じません。英語が通じない場所は以下の通りです。
●地元向けのレストランやカフェ:大きな都市や観光地であっても、地元向けのレストランやカフェでは英語がまるで通じません。ただしその一方で、ベトナム語が話せさえすれば、質の高い安い料理などを食べることができます。
●地方にあるホテル:観光地にないホテルでも英語は通じません。例え3つ星や4つ星のホテルであったとしても、地方のホテルでは英語が通じないと覚えておいてください。そのため、地方にあるホテルでは予約する時にも注意が必要です。
●公共交通機関(バスやタクシーなど):ベトナムで運営されている乗り物でも英語は通じません。ただし、チケットを買うことができれば、安心して乗り物を使うことができます。逆にチケットを買えなければ、その乗り物はぼったくりの可能性がありますので注意です。
公共交通機関を陸路で利用する場合も、バスは特に乗務員に英語が通じる人はいません。タクシーもまた然りです。どうしても陸路で移動したいなら、鉄道を利用した方が英語が通じる可能性は上がります。
どちらにしても、乗り物系で英語が通じることはほぼありませんので、注意が必要です。
●警察:意外に思われるかもしれませんが、警察官に英語を話せる人は滅多にいません。海外旅行では荷物を盗まれる可能性もあります。その時に警察官に相談しようにも英語が通じないので、訴えが通らない可能性があります。
相手の話すこともわからない状態では、警察も動いてはくれません。最悪の場合、別の罪を着せられてしまうこともあります。ベトナムに限らないことですが、海外では日本よりも犯罪に巻き込まれないよう注意が必要です。
ベトナム語を勉強する時のポイント
ベトナム語を勉強するなら、以下のポイントを押さえておきましょう。
声調が6種類
ベトナム語には、6種類の声調があります。
①平らな声調=Thanh ngang
②下がる声調=Thanh huyền
③鋭い成長=Thanh sắc
④尋ねる時の声調=Thanh sắc
⑤倒れる時の声調=Thanh ngã
⑥重めの声調=Thanh nặng
ベトナム語を勉強する時の一番のネックとなるのが声調です。発音が違えば、同じ単語であっても通じることはありません。例えば「Bạn đã nói gì?」を「Bán đá nơi gi.」と発音した場合、相手には伝わりません。
英語や日本語の場合は、多少声調が違っても、意味が通じることは多いです。ただし、ベトナム語では声調が基本となるので、もしどうしても発音に自信がないなら、筆記という手段をとるしかありません。
4-1-1.母音の数が多い
ベトナム語の母音の数は、日本語と比べると5個ほど多いです。日本語の母音は「A I U E O」の5個しかありませんが、ベトナム語では10個あるので、こちらも戸惑う原因になります。ベトナム語の母音の種類は、以下の通りです。
①A=日本語の「あ」(a、ă、â)
②I=日本語の「い」はありません。
③U=日本語の「う」(u、ư)
④E=日本語の「え」(e、ê)
⑤O=日本語の「お」(o、ô、ơ)
母音は、短母音と長母音を合わせると12個もあり、日本語の5個の母音を考えるとかなり多めです。母音を覚えることができなければ、ベトナム語は話すことができないため、習得に時間がかかる原因です。
4-1-2.末子音の違い
日本語との違いに「末子音」があります。日本語の場合、単語の最後に母音を付けることが多いです。一方ベトナム語では、末子音が英語よりも小さくわかりづらいです。
英語でも流暢に話されると、末子音を聞き逃してしまいがちですが、ベトナムはそれ以上に発音がされません。日本語と違い、ベトナムの末子音は言葉を止める時の音なので、そもそも発音をしません。そのため、ベトナム語での末子音は「どうやって音を止めるか」の記号であり、発音とは無関係です。
人称代名詞が多い
ベトナム語のもう一つの難関は、人称代名詞が多いところです。なぜならば、ベトナム語では、聞く側と話す側によって代名詞が変わるからです。
人称代名詞を例に取りますと、以下のようになります。
●相手が年下だった場合:あなたは「Em」になります。
●相手が年上だった場合:あなたは「Anh」になります。
●かなり年上の男性(おじさん)の場合:あなたは「Ông」になります。
●少し年上の女性の場合:あなたは「Chị」になります。
つまりは、家族間で使うような人称代名詞の使い分けが日常生活で使われていることになります。
単語を覚えるのが難しい
発音が難しいことに加わり、母音や声調の種類も多いことで単語を覚えるのが難しいのもベトナム語の1つの側面です。日本人にはわかりにくい発音のため、どれもが同じ発音に聞こえてしまい、単語を覚えるのが難しいからです。
例えば、バンという単語を例に取ってみます。
●bạn
●bàn
●bán
●bận
●bẩn
●bằng
これらの単語は、どれも違う意味なのですが、日本人からしてみればどれも同じ単語に聞こえてしまいます。ちなみに、こちらは初級レベルとあれば、日本人がベトナム語を勉強するのが難しいことがわかります。
勉強に使える教材が少ない
英語や中国語などの言語に比べると、ベトナム語関係の教材が少なめであることも、習得に時間がかかる原因です。ただし、現在ではネットが普及したこともあり、ネットを使えば教材は手に入りやすくなりました。
しかし、本は内容を見てから買わないと思い描いた本に出会えないこともあります。中古でも良いので、まずは中身を見てから買うのがおすすめです。それでもベトナム語を本格的に覚えようとしたなら、やはり教材は少なめです。
ネットでは本だけでなく講座などもありますので、そちらも上手く活用して、本格的な発音にまず慣れることが必要です。
独特の言い回しがある
ベトナム語は、どちらかと言うと英語に似ています。SVO形式とも呼ばれる文型をしているので、ヨーロッパではおなじみの言語でもあります。しかし、ベトナム語には独特の言い回しがあるため、本だけでは習得は難しいと言えます。
単語を覚えるだけで習得できる言語とは違い、ベトナム語にはそれぞれ地域の訛りだけでなく、地域独特の言い回しがあるので、習得が難しいと言われます。
また、PCやスマホにはベトナム語が向いていないこともあり、ネットでの習得も難しいと言われます。ベトナム語を話せるようになるには、専門の教室に通うか実地訓練しかないのかもしれません。
ベトナム語を覚えて行きたい!ホイアンの観光スポット7選!
トゥボン川の灯篭流し
ホイアンの で外せないのが、トゥボン川の灯篭流しです。形も色も様々な灯篭が流れていく風景は何とも幻想的です。灯篭を流すのなら、来遠橋でそっと流すのがおすすめです。
灯篭流しは常時開催されていますが、月に一度開催される「ランタン祭り」に流せば、より幻想的な雰囲気に包まれます。灯篭の価格は1個1,000円ほどなので手軽に体験ができます。
住所 | Hoi An Quang Nam, Viet Nam |
アクセス方法 | バクダン通りのアンホイ橋を渡る |
来遠橋(日本橋)
グエンティミンカイ通りとチャンフー通りにまたがる来遠橋(日本橋)は、ベトナムの として有名で、2万ドルのお札にも印刷されているくらい知名度が高いです。ホイアンの中心部に位置していることもあり、一度は訪れたい でもあります。
来遠橋は、アーチ状が特徴の橋で木造建築です。橋の中央にある寺院は、航海の安全を願うために配置され、両側には犬と猿の像があります。通るにはチケットが必要になりますが、通り抜けは無料なので利用しやすいです。
また18時から22時の間は、橋がライトアップされるので幻想的な風景を楽しめます。また18時以降は観光目的であっても無料で利用できます。
住所 | D Nguyen Thi Minh Khai Town Centre, Hoi An |
アクセス方法 | ホイアン市場から歩いて約10分 |
廣肇會館
同郷人集会所としても有名な「廣肇會館」は、中国とベトナムのコラボが楽しめる華やかな会館です。屋根や柱の彫刻は歴史を感じさせながら美しいバランスを保っています。
螺旋状の線香も見どころの1つで、線香は約3週間燃え続けることでも有名です。祭壇に祀られるのは、三国志の登場人物としても有名な「関羽」です。また九頭竜も見どころの1つで、一種のパワースポットになっています。
住所 | 176 Tran Phu, Hoi An |
アクセス方法 | 来遠橋からチャンフ―通りすぐ |
ナイト・マーケット
バクダン通り沿いで、ランタンと店が立ち並ぶナイト・マーケットも外せない です。ナイト・マーケットは毎晩開かれており、まるで縁日の屋台のような雰囲気です。夜景を眺めながら、行列のできるレストランでの食事もおすすめです。
またレストランでは、本場のベトナム料理も楽しむことができ、路上カフェなどを利用すれば、ベトナムを満喫できます。ナイト・マーケットの後はシアターに行き、映画でベトナム文化に触れるのも楽しみの1つです。
住所 | Nguyen Hoang Street, Hoi An 560000, Vietnam |
アクセス方法 | バクダン通りのアンホイ橋を渡る |
古民家 フン・フンの家
歴史のある古民家「フン・フンの家」では、現在8代目が住んでいるベトナムで人気の高い観光地です。建築様式に特徴があり、壁はベトナム製、柱とドアは中国製、屋根は日本製と異国文化のコラボ作品です。200年ほど前に貿易商人の家として建てられてから、現在も趣きを残します。
元々がお金持ちの家だったこともあり、内装や調度品にも歴史や文化を感じます。1階だけでなく2階も見学自由なので、昼間の開放された時間帯に訪れるのがおすすめです。
住所 | 4 Nguyen Thi Minh Khai St.Hoi An |
アクセス方法 | 日本橋を渡ってグエンティミンカイ通りすぐ |
福建會館
福建省出身者のために建てられた同窓會館は、300年以上の歴史を持ちます。華僑の集会所としても有名で、現在も集会所として使われています。特に、屋根の上の竜の彫刻には一軒の価値があります。
外観は美術館のようで、日本の横浜中華街にある「関帝廟」にも良く似ています。また、「天后聖母」の像や赤い螺旋状の線香など、見るべきか所はいくつもあります。天后聖母はベトナムでは最上位の神様で「媽祖」としても知られています。
住所 | Phuc Kien Town Centre, Hoi An |
アクセス方法 | 来遠橋から徒歩で約8分 |
ホイアン市場
ホイアン市民の台所として栄えているホイアン市場は、黄色い建物が目印です。屋外の市場には、新鮮な果物や魚介類などが並び、また観光客向けの土産品なども揃っています。カオ・ラウはホイアン名物ですが、こちらも市場なら安価で食べることができます。
捕れたての魚介類を味わいたいなら、早朝の6時から8時に訪れると新鮮な魚介類を購入できます。値段交渉や売り子の掛け声も魅力の1つで、ホイアン市場ではより地元民に密着した観光が楽しめます。日本では味わえない魚介類など見どころも満載です。
住所 | Tran Quy Cap, Cam Chau, Hoi An |
アクセス方法 | ホイアン旧市街より、徒歩で約10分 |
ベトナムのホイアンは魅力でいっぱい!
ベトナムのホイアンは、中心市街ではありませんが、多くの観光客が訪れる観光のメッカです。ベトナム語を覚えたら、まず来たいのがホイアンという方も多いでしょう。昼と夜の顔を持つホイアンで、ぜひ覚えたベトナム語を使って、値段交渉など楽しんでみてください。
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