ベトナム語のコミュニケーションの基本のキ!「おはよう」「こんにちわ(こんにちは)」を知ろう!

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「おはよう」、「こんにちは」、この2つに相当する言葉は世界の多くの言語に存在する挨拶です。
もちろん今回紹介するベトナム語にも存在しています。

旅行でも、ビジネスでも、時に長期滞在であっても必ず使うであろうこの二つの言葉について、どんな使い方があるのか、敬語はあるのか、どうやって喋るのかといった話題を中心にお話ししていきます。

これを読めばきっとベトナム語の基本の挨拶について知ることができるでしょう。
それでは、まずはベトナム語の「おはよう」から紹介していきます。

ベトナム語の「おはよう」を知ろう!

最初に、ベトナムの「おはよう」について知っておきましょう。

ただ、先に結論を言うと基本的な挨拶をマスターしてしまえば、どんなシーンの挨拶でも使えてしまいます。
まず、その言葉を紹介し、「おはよう」に相当する言葉があるもののあまり使われていないという言葉にも触れていきます。
また、敬語的な表現もあるので、その点についてもご紹介します。
これを知ればベトナム語の「おはよう」について理解できるはずです。

ベトナムには基本的な挨拶がある

「Xin chào!(シンチャオ)」、これがベトナム語の挨拶であり、「おはようございます」に相当する基本的な言葉です。
ちなみに「chào (チャオ)」だけでも使うことができるため、とても便利な言葉といえます。

ベトナム語を知っている方であれば北部のハノイと南部のホーチミンで若干発音の違いがあるということを理解していると思います。

このチャオについても、実は若干発音が異なるのです。
北部や中部では、[t͡ɕaːw˧˧](チャオ)と今紹介した言い方に近いのですが、南部では[caːw˧˧](カオ)に近い発音です。
ただ、チャオといえば、ベトナム国内であれば高い確率で通じます(「おはようさん」を使う京都で外国人が「おはよう」といっても通じるようなイメージです)。

このように基本的な挨拶、おはようによっても若干発音が異なるという点を知っておくと良いかもしれません。
また、イタリア語(ciao)、フランス語(chao)、スペイン語(Chao)などラテン系のヨーロッパの言葉にもチャオという挨拶が存在します。
一見フランス植民地の経緯からベトナム語もチャオになったのでは、と思われがちですが明確にはなっていないようです(スペイン語のチャオはイタリア由来)。
もしかしたら言いやすさから、世界各国で自然発生した可能性が高いかもしれません。

少し話が遠回りしてしまいましたが、「おはようございます」と言う時は「Xin chào!(シンチャオ)」を使ってみましょう。

「おはよう」に相当する言葉があるが実際には使わない!?

ベトナムの学習書を開くと記載されているベトナム語のおはようございますは、「chào buổi sáng(チャオ ブォイ サーン)」となっています。
しかし、これはベトナム語として会話でまず使われることはありません。

しいて利用する人がいるとすれば、ベトナム語をテキスト中心で学習した欧米人や日本人などの外国人です。
この言葉を使うと、まるで外国人が日本人に「おはようござんす」といってくるような滑稽さを相手に与えてしまうくらい、実用性に欠けた表現になります。

テキスト上ではこういった表現が案内されていますが、実際には「Xin chào!(シンチャオ)」で十分通じます。

後述する敬語表現さえ気を付ければ「chào buổi sáng(チャオ ブォイ サーン)」を使う必要は、まずないでしょう。

このようにテキストなどに載っている表現と、実際に使う表現は「おはよう」という言葉ひとつとっても異なりますので注意してくださいね。

「おはよう」を敬語で言う場合は?相手の性別によって使い分ける

ベトナム語で「おはよう」を敬語で言う場合は、いくつかパターンがあります。

同格、例えば同僚や同年齢の場合は「Xin chào!(シンチャオ)」ですが、敬語の場合は男性に言う場合、女性に言う場合によって変わります。

まず男性への敬語は「chào anh(チャオ アィン)」です。
アインを付けることで父親や男性上司などへの敬語になります。

一方、女性にいう敬語は「chào chị(チャオ チー)」で、チーを付けることによって母親や女性の上司などへの敬語として利用できます。

このようにベトナム語の敬語は男性向け、女性向けによって異なるということを知っておくと便利です。

「おはよう」をベトナムで気軽に使う場合

敬語の反対、例えば気軽に声がけのように使ったり、年下の人に使ったりする場合も使い分けることがあります。

まず、気軽に声がけする場合は、「chào(チャオ)」で通用するので、気の置けない関係の友人、親しい人には「chào(チャオ)」と元気よく声がけしましょう。

加えて年下の人に言う場合の言い方も存在ます。
それは「chào em(チャオ エム)」です。
エムを付けることで年下の相手に言う場合の言い回しになります。
この言い回しは、男女関係ないので男の子や女の子など関係なしに使える言葉です。
このように使い分けて、より円滑におはようの挨拶をしていきましょう。

ベトナム語の「こんにちは」を使ってみよう

次にベトナム語の「こんにちは」を紹介していきます。

ただ、こちらも結論を先に言えば、おはようと同じ言い回し、「Xin chào!(シンチャオ)」になります。
一応こちらも正確な表現が存在しており、テキスト的な言い回しになる言葉があります。
そういった言葉も交えながらベトナム語の「こんにちは」についてお話ししていきます。

「Xin chào!(シンチャオ)」がまた使えてしまう?

先にお伝えした通り、ベトナム語のこんにちはの言い回しは、「Xin chào!(シンチャオ)」で通じてしまいます。

もちろん敬語表現である「chào anh(チャオ アィン)」(男性向けの敬語)、「chào chị(チャオ チー)」(女性向けの敬語)もこんにちはとして通じるのです。

同様に「chào(チャオ)」や「chào em(チャオ エム)」(年下への言い回し)も使えてしまいます。
「おはよう」も、「こんにちは」も同じ言い回しで使えてしまうので、とても便利な言葉と言えます。

とりあえず朝や昼間に人に会ったら、言い回しだけ気をつけて「chào(チャオ)」を使ってみてください。

あるもののやはり使わない「こんにちは」の言い回し

もちろん、テキスト的には「こんにちは」と「おはよう」は区別されています。

「おはよう」の場合は、先ほど紹介した「chào buổi sáng(チャオ ブォイ サーン)」が使われ、「こんにちは」は「Chào buổi trưa(チャオ ブイ チュア)」が使われるということになっています。

ただ、現地ではこういった使い分けはあまりされていないという点に注意しましょう。
ちなみに「buổi sáng(ブォイ サーン)」は日本語で【朝】、「buổi trưa(ブイ チュア)は【昼】を意味します。

直訳すると、朝のチャオと昼のチャオという形ですが、会話で使う場合は先ほどの「chào(チャオ)」の使いまわしがおすすめです。

ベトナム語のあいさつの実際

ここまでの流れから、極論を言うと、「おはよう」も「こんにちは」も同じ言い方、これがベトナム語のあいさつの実際です。

ここからはとにかく万能の挨拶言葉、「chào(チャオ)」についてもう少し触れていきましょう。

すべては「Xin chào.(シンチャオ)」でOK⁉

「おはよう」も「こんにちは」も「chào(チャオ)」、「Xin chào!(シンチャオ)」でOK、そのようにお話ししてきました。

では、「こんばんは」はどうでしょうか、実はこの夜の挨拶さえ「chào(チャオ)」で通じてしまうのです。

「Chào buổi tối(チャオ ブイ トイ)」(ブイ トイ=夜)という言葉もありますが、これもテキスト的な言い回しで一般的ではありません。

帰り際にいう挨拶、「さよなら」すらも「chào(チャオ)」や「Xin chào!(シンチャオ)」で通じてしまいます。
このようにベトナム語では絶対的な地位に君臨しているのが「chào(チャオ)」、「Xin chào!(シンチャオ)」なのです。

まとめ

いかがでしたか?
ベトナム語の挨拶は朝・昼・晩、さようならまで「Xin chào!(シンチャオ)」が使えてしまいます。
テキストの上では使い分けがなされているので、語学学校のテキストでは使い分けているものの、現地ではこのフレーズだけで大概のシーンに利用できます。

ただ、敬語表現や同僚、年下の使い分けができれば、より望ましいと言えますので、ぜひ参考にしてみてください。

そんなベトナム語をマスターし、円滑にベトナムの方とコミュニケーションを取ってみてくださいね!
では、Xin chào!

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